~「教員のメタ認知」が子どもの未来を拓く~
2 「メタ認知」という羅針盤を持つ
変化の激しい時代において、私たち教員に求められる最も重要な専門性。それが「メタ認知」です。 メタ認知とは、「自分自身の思考や行動を、客観的に把握し、制御すること」を指します。
・感情のメタ認知:「今、私はあの子を諭そうとしているのか? それとも自分のイライラをぶつけようとしているのか?」
・指導のメタ認知: 「この『さん付け』は、形式的になっていないか? 心からの敬意が声の温度に乗っているか?」
・ 組織のメタ認知: 「同僚との意見の相違を、単なる『否定』と受け取っていないか? チームで子どもを守るための『視点の共有』として捉えられているか?」
このように、もう一人の自分が天井から自分を見つめるような視点を持つことで、私たちは「感情的な反応」を「教育的な対応」へと昇華させることができます。
3 変化を楽しむ「学び続ける集団」へ
アンケートでいただいた「素敵な職場の雰囲気づくり」への回答も、ここに行き着きます。 素敵な職場とは、全員が同じ意見を持つ場所ではありません。「自分の今の姿(指導)を客観的に見つめ、必要なら変えていく勇気」を、お互いに認め合える場所です。
まずは私たち大人が「自らを客観視し、学び続ける姿」を子どもたちに見せることから始まります。
私たちの「声の温度」が変わり、「問いかけ」が豊かになり、教員同士が「メタ認知」の結果を語り合えるようになったとき、学校は子どもたちにとって、より一層「安心できる、挑戦できる場所」へと進化していくはずです。
令和8年度の七飯養護学校では「子どもを真ん中に」を合言葉に、保護者や地域の皆様と共に歩む学校づくりを進めてまいります。
学校経営方針を具体化するため、教職員のプロジェクトチームを中心に本年度の教育活動のグランドデザインを策定しました。