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2026年7月の記事一覧

#47「学校でできた!」を「家でもできた!」へ繋ぐために(令和8年3月9日)

~家庭への般化を、子どもの『一生の力』にする視点~②

2 「家庭の事情」を情報の中心に据える

アンケートには「家庭=施設の場合の般化」についての悩みもありました。家庭環境は千差万別です。学校の理想を押し付けるのではなく、「その家(施設)のルーティン」に私たちが歩み寄る必要があります。

・「何ならできそうですか?」と問う: 「これをやってください」という依頼ではなく、「今の生活の中で、無理なく組み込めるタイミングはありますか?」と、生活の質(QOL)を壊さない提案を心掛けましょう。

・般化の優先順位を決める: 全てを家でやるのは不可能です。「これだけは一生の自立に繋がる」という一点(例:着替えの最後だけ自分でやる、など)を保護者と合意することが大切です。

 3 PDCAサイクルのスパンを「18歳」に合わせる

アンケートで「18歳での社会参加に対してPDCAのスパンが長い」という鋭い指摘がありました。単年度の計画で終わらせず、数年先を見越した「般化のロードマップ」を保護者と共有しましょう。

長い目で見守る:今すぐ家でできなくても、「今は学校で確実に成功する時期。来年にはこれを家で試しましょう」という見通しを伝えることが、保護者の安心感(心理的安全)に繋がります。