~家庭への般化を、子どもの『一生の力』にする視点~②
2 「家庭の事情」を情報の中心に据える
アンケートには「家庭=施設の場合の般化」についての悩みもありました。家庭環境は千差万別です。学校の理想を押し付けるのではなく、「その家(施設)のルーティン」に私たちが歩み寄る必要があります。
・「何ならできそうですか?」と問う: 「これをやってください」という依頼ではなく、「今の生活の中で、無理なく組み込めるタイミングはありますか?」と、生活の質(QOL)を壊さない提案を心掛けましょう。
・般化の優先順位を決める: 全てを家でやるのは不可能です。「これだけは一生の自立に繋がる」という一点(例:着替えの最後だけ自分でやる、など)を保護者と合意することが大切です。
3 PDCAサイクルのスパンを「18歳」に合わせる
アンケートで「18歳での社会参加に対してPDCAのスパンが長い」という鋭い指摘がありました。単年度の計画で終わらせず、数年先を見越した「般化のロードマップ」を保護者と共有しましょう。
長い目で見守る:今すぐ家でできなくても、「今は学校で確実に成功する時期。来年にはこれを家で試しましょう」という見通しを伝えることが、保護者の安心感(心理的安全)に繋がります。
令和8年度の七飯養護学校では「子どもを真ん中に」を合言葉に、保護者や地域の皆様と共に歩む学校づくりを進めてまいります。
学校経営方針を具体化するため、教職員のプロジェクトチームを中心に本年度の教育活動のグランドデザインを策定しました。