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SEVEN☆RICE~ぼちぼちいこか

#57 子供たちと向き合う時間を生み出すために①(令和8年5月25日)

~「働き方改革」を通じた質の高い教育活動の実現に向けて~道外編

1 「会議」のあり方を見直し、スピード感のある校内運営を

会議は情報共有のために重要ですが、長時間の会議は教材研究や児童生徒への授業準備の時間を圧迫します。そこで、以下のルールを徹底している学校があります。

〇 「説明」から「質問」へのシフト

 伝達事項は事前に資料を作成・共有します。担当者が事前準備を行い、会議参加者60人への説明時間を5分ずつ短縮することで、全体で300分の削減につなげています。

〇 会議の冒頭10分を「読解タイム」に

 開始直後に資料に目を通し、会議は「質問」からスタートしています。これにより、説明の重複を省き、定時終了を徹底しています。

〇 情報格差の解消

 時差勤務等で出席できない職員も、資料を読み込むことで出席者と同じ情報を得られる体制を整えています。

 

2 メリハリのある勤務スタイルの確立

「だらだらと残らない」意識を醸成するため、視覚・聴覚に働きかける工夫を行っている学校があります。

〇 マイ定時退庁日と「完全定時退庁日(金曜日)」

 個々の業務状況に合わせた「マイ定時」の設定に加え、金曜日は一斉に定時退勤を促している学校があります。週末のリフレッシュを充実させることで、月曜日からの活力へとつなげているそうです。

〇 環境と音での切り替え

 19時にはPCからBGMを自動で流し、退勤を促している学校があります。また、「クリーンデスク」を徹底し、退勤時はPCを閉じるだけで済むよう、日頃から整理整頓を徹底しているそうです。

〇 相談しやすい体制づくり

 「働き方改革推進担当」を明確にし、教職員が業務量や進め方について気軽に相談できる環境を作っている学校があります。

 

3 「チーム学校」としての業務平準化

誰か一人が業務を抱え込むことがないよう、役割の可視化を進めています。

〇 「実行プラン」と「ミッション」の共有

 「誰が・何を・いつまでに」行うかを全校で可視化している学校があります。

〇 ミドルリーダーの活躍

 担当教諭が明確なミッションを持つことで、チームでの業務分担(平準化)が進み、「ライン管理(適切な進捗管理)」による効率的な運営が可能になっている学校があります。

 

働き方改革の目的は、単に労働時間を短縮することではありません。無駄を省いて生み出された「時間」と「心のゆとり」を、子供一人一人へのきめ細やかな支援や、質の高い授業準備に還元することです。

これからも、教職員が一丸となって、より良い学校環境づくりに邁進したいと考えています。紹介した事例を参考に学部や分掌単位で実施し、効果が出た際には業務可視化シートに記入するなど、情報提供をお願いします。

 

※内田洋行教育総合研究所の「学びの場.com」には、授業で使えるツールが掲載されていますので、参考にしてください。

https://www.manabinoba.com/yakudatsu/